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ワシントン・スケッチ

(8)ケネディ米大統領暗殺/3止 ソ連疑ったCIA、フルシチョフ所在つかめず

ケネディ大統領を狙撃したオズワルド容疑者が逮捕されたダラス市内の映画館「テキサス劇場」。いまも当時の面影を残す=及川正也撮影

 ケネディ大統領暗殺から半世紀を経て陰謀論が収まらず、米国民の多くがいまも陰謀論を信じている。無名の男に一瞬にして殺害された虚無感が「闇の力」を信じる背景にあるが、陰謀論はいまもなお証明されていない。

 昨年から今年にかけて秘密指定が解除され公表されたいくつかの公文書は陰謀論の根拠をより薄弱にさせた。

 一つは、米中央情報局(CIA)が敵視していたキューバのカストロ政権が企てたという陰謀説だ。しかし、昨年11月に米ジョージワシントン大学が公表した公文書によると、当時、ケネディ、カストロ両政権は極秘の関係改善交渉をしており、同大は「カストロ政権にケネディ大統領を暗殺する理由はなかった」と分析している。

 公文書などによると、ケネディ政権は1961年4月にカストロ政権転覆を試みたピッグス湾事件の失敗処理…

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及川正也

1988年入社。水戸支局を経て92年から2004年まで東京本社政治部。首相官邸や自民党、防衛庁(現防衛省)、外務省などを担当。主に政界再編取材にあたった。05年から09年までワシントン特派員としてイラク戦争、オバマ大統領が当選した08年大統領選など米国の内政・安全保障問題を取材。09年から政治部、経済部、外信部の各デスクを歴任し13年4月から現職。

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