特集

はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

特集一覧

はやぶさ2

◆種子島はや2くん便り◆頭上を駆けた「N2」 30年の進歩に感慨ふける

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
種子島宇宙センター内にある宇宙科学技術館には、日本が打ち上げてきたロケット(N1からH2Bまで)の模型が展示されています。左から2番目がN2=青野由利撮影
種子島宇宙センター内にある宇宙科学技術館には、日本が打ち上げてきたロケット(N1からH2Bまで)の模型が展示されています。左から2番目がN2=青野由利撮影

 【種子島宇宙センターで青野由利】「Hと名のつくロケットは見たことがないが、Nならある」。後輩の科学記者にそう自慢すると、化石を見るような、あわれみ(?)の目で見られます。

 私が生まれて初めてロケットの打ち上げを見たのは、ここ種子島。ロケットは「N2(正式には2はローマ数字)」でした。今回、「はやぶさ2」を打ち上げる「H2A」の前が「H2」、その前が「H1」。N2は、それよりさらに1世代前のロケットです。改めて調べると、私が見たのはなんと30年前。ペイロード(荷物)は気象衛星「ひまわり3号」でした。

 N2の運用は1987年で終わっていますから、最近の記者が「化石」と思うのは無理もありません。

この記事は有料記事です。

残り1188文字(全文1487文字)

【はやぶさ2】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集