衆院選
有権者…政治にいら立ち、あきらめの感情も
2014/12/9 06:30(最終更新 12/9 06:30)
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毎日新聞・立命館大ネット共同研究
衆院選(14日投開票)に関連し、世論調査やインターネットを通じて有権者の政治に対する感情を探ったところ、いら立ちなどの否定的な感情が強いことが分かった。その多くは安倍内閣を支持していないが、内閣支持も少なくない。政治に何も感じない「無感情」層では不支持より支持の方が多く、有権者側に募ったいら立ちやあきらめの感情を野党が受け止められていない実態が「自民党1強多弱」の背景に浮かんだ。
毎日新聞と立命館大(西田亮介特別招聘(しょうへい)准教授)は昨年、インターネットを利用する選挙運動(ネット選挙)が解禁されたのを受け、ネットという対話ツールが有権者と政治の関係に与える影響などを共同で研究してきた。昨年の参院選と東京都知事選に続く今回は、選挙への関心が高まらない背景を探るため、有権者側の政治感情に着目した。
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