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はやぶさ2

兄はやぶさの奇跡 60億キロの旅を振り返る

イトカワに近づく小惑星探査機「はやぶさ」=イラスト池下章裕さん、JAXA提供

 生命の起源の解明を目指す小惑星への旅に、はやぶさ2が出発しました。はやぶさ2の先輩にあたる初号機はやぶさが地球へ帰還したのは4年半前。はやぶさの波瀾(はらん)万丈の旅から、はやぶさ2は多くのことを学んだとされています。はやぶさの旅を振り返り、はやぶさ2の今後の大航海に思いをはせてみましょう。

1985年、小さな研究会から生まれた壮大プラン

 はやぶさ2の「先輩」探査機、はやぶさは2003年5月、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所のロケット発射場から、M5ロケットに搭載して打ち上げられました。

 はやぶさの構想が生まれたのは1985年。当時、文部省宇宙科学研究所の小さな研究会の場でした。そこで「小惑星に無人の探査機を送り込み、小惑星の物質を採取して、地球へ持ち帰る」という野心的なプランが提案されたのです。しかし、その頃の日本は、地球周回軌道から天文観測をする科学衛星をようやく打ち上げられるようになった時期で、惑星の探査、それも往復するという計画は「絶対に無理」と受け止められました。米航空…

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