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自由の国のいまどき

(2)「キューバとの国交再開交渉」一報受け記者は

ホワイトハウスの会見室でキューバに関するオバマ米政権の政策転換を説明 するアーネスト大統領報道官=17日、和田浩明撮影

 大ニュースはおおむね、突然やってくる。

 オバマ米政権は17日、断交状態にあるキューバとの国交再開交渉に踏み切ることを発表した。ほぼ半世紀ぶりの歴史的な政策の大転換である。東西冷戦時代にさかのぼり一時は核戦争の引き金になるかもしれないと心配された激しい対立が、解消に向けて動き出したのだ。

 その「第一報」は、ホワイトハウスからの報道陣向け電子メールだった。米東部冬時間午前9時4分(日本時間同午後11時4分)のタイムスタンプ。「午後0時1分30秒、大統領がキューバに関する声明を発表」。平日は毎日発信される大統領の日程の「更新」として何気なく送られてきた。

 このメールが届いた時点で、筆者はワシントン市内で北朝鮮に関する記者向け勉強会に出席していた。金正恩…

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残り2241文字(全文2569文字)

和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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