内部告発サイト

国内初 知っておくべき10のポイント

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日本での匿名リークサイトの意義について話す八田真行・駿河台大学専任講師(左)。右は塚越健司・学習院大非常勤講師=東京都西五反田1の「ゲンロンカフェ」で2014年12月26日午後7時7分、尾村洋介撮影
日本での匿名リークサイトの意義について話す八田真行・駿河台大学専任講師(左)。右は塚越健司・学習院大非常勤講師=東京都西五反田1の「ゲンロンカフェ」で2014年12月26日午後7時7分、尾村洋介撮影

 駿河台大学専任講師で、ハッカーの思想に詳しい八田真行氏が、日本初の本格的な匿名内部告発(リーク)サイト「Whistleblowing(内部告発).jp」を2015年に開設する。サイトの仕組みや具体的な使い方、意義、現状の課題などをまとめた。【尾村洋介/デジタル報道センター】

1:何ができるの?

 内部告発などの際に機密性の高い情報を、自分の身元を隠して、サイトに登録したジャーナリストに対し伝えることができる。Tor(トーア)というインターネットの匿名化技術を利用する。顔や声、名前、電話・ファクス番号、メールアドレスなどはもちろん、使ったコンピューターのIPアドレス(ネットワークに接続された端末の識別番号)さえも他人に知られることなく、情報提供できる。

 このサイトでは、告発情報の受信者(ジャーナリスト)ばかりか、サイト管理者にも投稿者の身元はわからない。八田氏は「仮にサイトのサーバーが押収されても、告発者の身元は明らかにならない」と説明している。

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