昨季、錦織圭選手は世界ランキング5位まで上り詰めた。躍進をもたらしたのは攻めのプレースタイルを早めにつかんだことが大きい。動き、反応、展開の速さのすべてがかみ合う時にできる攻撃的なテニスは、彼にしかできないものだった。ツアー開幕後に攻めのテニスの手応えをつかみ、本人の中で自信を深めて確立していった。
マイケル・チャン・コーチとどういうスタイルを作っていくのかを考え、初めは半信半疑で疑問も投げかけていたという。でもチャン・コーチは「このトレーニングをしていればおのずと見えてくる」と信じさせた。それが見えたのが1月の全豪オープンだ。4回戦のラファエル・ナダル(スペイン)との試合はストレート負けだが、3セットとも1、2ポイントの差でナダルを相当いら立たせていた。これだという手応えを1回つかむことが…
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