連載

ふしぎソウル

毎日新聞デジタルの「ふしぎソウル」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

ふしぎソウル

(11)大ヒット映画に見る激動の韓国現代史

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ベトナム戦争に参戦した歌手、ナム・ジン役のユンホさん(右)=韓国映画「国際市場」より。CJエンタテインメント提供
ベトナム戦争に参戦した歌手、ナム・ジン役のユンホさん(右)=韓国映画「国際市場」より。CJエンタテインメント提供

 激動の現代史を生き抜き、家族のため自己犠牲に徹した男性を描いた韓国映画「国際市場」が、昨年12月17日の公開から1カ月もたたずに1000万人を動員する大ヒットとなっています。韓国の人々にとって懐かしい時代を描いているという意味では、韓国版「三丁目の夕日」と言えそうです。涙を誘うシーンも多く、私も涙腺が緩んでしまいました。日本でも年内には公開される予定だそうです。

 ただ、「三丁目の夕日」とは明らかにテイストが違います。「韓国人が生きてきた過去数十年の歴史は、ずっと先進国だった日本とは全く違い、激動だった」。韓国の元憲法裁判所判事を取材した時、そう言われたことがあるのですが、二つの映画の違いは、まさに日韓両国の現代史の違いを反映していると言えるでしょう。

この記事は有料記事です。

残り3053文字(全文3383文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集