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ラストステージ目前、星組・柚希礼音 もがいてつかんだ星

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「最強に幸せだったのは台湾公演。あと、武道館コンサートができたのは人生の宝です」と語る柚希礼音=兵庫県宝塚市で2015年1月21日、貝塚太一撮影
「最強に幸せだったのは台湾公演。あと、武道館コンサートができたのは人生の宝です」と語る柚希礼音=兵庫県宝塚市で2015年1月21日、貝塚太一撮影

 歌劇史に大きな足跡を刻んだ男役が、まもなく宝塚を去る。100周年の看板を背負い、6年間トップの座にいた星組の柚希礼音(ゆずきれおん)。ラストステージを前に、胸に去来する思いとは−−。

 人気も実力も傑出した存在だ。入団11年目で早々とトップスターに選ばれ、宝塚生活は順風満帆だったように見える。だが、本人は意外なことを口にした。

 「ずっと劣等感。下手くそ下手くそと言われ続け、もがいてきました」

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