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(7)安倍政治 長期政権に向け矛盾はらむ2大「脱却」

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衆院本会議で施政方針演説をする安倍晋三首相=国会内で2015年2月12日
衆院本会議で施政方針演説をする安倍晋三首相=国会内で2015年2月12日

再編に消極的な野党 遅れる対抗勢力の結集

 安倍晋三首相の1強時代が続いている。周辺からは「2020年の次期東京オリンピックも安倍政権で」と、戦後最長政権説まで流れてくる。総裁選を争った石破茂地方創生担当相も谷垣禎一幹事長も、党内での存在感は薄い。他方、民主党も岡田克也代表が誕生したが、野党再編には消極的で、対抗勢力の結集は依然、闇の中のままだ。

 安倍政治の特徴は二つの「脱却」にある。「戦後レジームからの脱却」と「デフレからの脱却」だ。読売の2月の調査で、景気回復の実感を問うと「実感していない」が79%と、「している」の16%を圧倒している。だが、安倍政権の政策全般を聞くと、「評価する」(46%)が、「評価しない」(42%)を上回っている。アベノミクスの成否のカギを握る「第三の矢」として、注目される岩盤規制の一つとして、安倍が着手した農協…

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