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震災遺構

津波の教訓未来へ 鎮魂と悲しみの場(その2止)

 ◆南三陸町防災対策庁舎=宮城県南三陸町

被災20年まで県有化案

 更地と化した宮城県南三陸町志津川の市街地に、3階建ての赤茶けた鉄の骨組みが残る。町職員らが津波にのまれ43人が犠牲となった町の防災対策庁舎だ。保存か解体か、町は揺れている。

 震災直後、佐藤仁町長は保存に前向きだった。だが町長選を前にした2013年9月、「復興事業への支障と財政負担が問題」として解体方針を表明した。背景には「庁舎を見たくない」と解体を望む遺族の声もあったとみられる。

 解体方針に対し、村井嘉浩知事は国に働きかけ、同年11月に遺構保存の初期費用について財政支援を取り付けた。町に庁舎解体を保留させ、県の有識者会議で保存遺構について検討を進めた。

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