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学校から消えたもの?の巻

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学校から消えたもの?の巻
学校から消えたもの?の巻

アルコールランプや黒板、チョークが…チャイムのない学校も

勅使河原賢一くんが、何やら勉強しています。宿題かと思ったら、明日の実験の予習だそうです。善蔵の世代にとって、「実験」と言えばアルコールランプ。昔、理科の実験で実際に使ったことがある人も多いでしょう。ところが……

今の学校では、実験でアルコールランプを使わないところも増えているようです。
勅使河原賢一くんが、何やら勉強しています。宿題かと思ったら、明日の実験の予習だそうです。善蔵の世代にとって、「実験」と言えばアルコールランプ。昔、理科の実験で実際に使ったことがある人も多いでしょう。ところが…… 今の学校では、実験でアルコールランプを使わないところも増えているようです。
実験では、理科用のガスコンロが使われるそうです。理由は何でしょうか?火力を調整でき、短時間で加熱できるため効率が良いということです。火を扱うことに慣れていない子供も多いため、安全面を考えるとガスコンロの方が扱いやすいのかもしれません。2005年度から、多くの教科書で推奨されています。

善蔵は「いずれ黒板やチョークも無くなるのかも…」と言いますが、ケンちゃん曰く、「既にタブレット端末や電子黒板を使っている学校もありますよ」ということです。2014年3月現在、全国の公立の小中高校の8割に普及しているそうです。

チョーク業界にとっては大打撃ですね。老舗チョークメーカーの「羽衣文具」は、自主廃業することを決めました。
実験では、理科用のガスコンロが使われるそうです。理由は何でしょうか?火力を調整でき、短時間で加熱できるため効率が良いということです。火を扱うことに慣れていない子供も多いため、安全面を考えるとガスコンロの方が扱いやすいのかもしれません。2005年度から、多くの教科書で推奨されています。 善蔵は「いずれ黒板やチョークも無くなるのかも…」と言いますが、ケンちゃん曰く、「既にタブレット端末や電子黒板を使っている学校もありますよ」ということです。2014年3月現在、全国の公立の小中高校の8割に普及しているそうです。 チョーク業界にとっては大打撃ですね。老舗チョークメーカーの「羽衣文具」は、自主廃業することを決めました。
羽衣文具は、1990年には年間約8700万本のチョークを生産していましたが、ここ数年は年間約4000万本まで落ち込んだそうです。学校時代、黒板消しをはたいてチョークの粉で真っ白になったという思い出がある人もいるでしょう。

他に、「ライン引き」の粉も変わりました。昔は消石灰が使われていましたが、目に入ると失明する恐れや、肌につくとやけどをする恐れが指摘され、今では代わりに炭酸カルシウムが使われています。更に……

キーンコーンカーンコーン……。こういうチャイムが鳴らない「ノーチャイム」の学校もあるそうです。
羽衣文具は、1990年には年間約8700万本のチョークを生産していましたが、ここ数年は年間約4000万本まで落ち込んだそうです。学校時代、黒板消しをはたいてチョークの粉で真っ白になったという思い出がある人もいるでしょう。 他に、「ライン引き」の粉も変わりました。昔は消石灰が使われていましたが、目に入ると失明する恐れや、肌につくとやけどをする恐れが指摘され、今では代わりに炭酸カルシウムが使われています。更に…… キーンコーンカーンコーン……。こういうチャイムが鳴らない「ノーチャイム」の学校もあるそうです。
チャイムが鳴らないせいなのか、子供たちは自分で時計を見て、時間を管理するのがうまくなったと言います。

さて、ちょっと懐かしい「ジャポニカ学習帳」。ここにも、時代の流れがあるようです。善蔵は「カブトムシの表紙」がお気に入りだったそうですが、今では昆虫の表紙写真はあまり使われなくなりました。保護者や子供から「気持ち悪い」という意見が寄せられるようになったためだそうですが、カブトムシはいつから「気持ち悪い」ものになったのでしょう。

善蔵は「青春の思い出がどんどん無くなってしまう……」と嘆きます。天才小学生のケンちゃんも「いずれボクの思い出も無くなってしまうのかなあ……」

なんだか、しんみりしてしまいました。
チャイムが鳴らないせいなのか、子供たちは自分で時計を見て、時間を管理するのがうまくなったと言います。 さて、ちょっと懐かしい「ジャポニカ学習帳」。ここにも、時代の流れがあるようです。善蔵は「カブトムシの表紙」がお気に入りだったそうですが、今では昆虫の表紙写真はあまり使われなくなりました。保護者や子供から「気持ち悪い」という意見が寄せられるようになったためだそうですが、カブトムシはいつから「気持ち悪い」ものになったのでしょう。 善蔵は「青春の思い出がどんどん無くなってしまう……」と嘆きます。天才小学生のケンちゃんも「いずれボクの思い出も無くなってしまうのかなあ……」 なんだか、しんみりしてしまいました。

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