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コトバ解説

「差別」と「区別」の違い

どちらも「分ける」 他に比べて不当に低く扱うことはダメ

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響が「全くバッドだよ」と憤慨しています。どうしたのでしょうか。
なんでも、都会の激安中古レコード店に行ったところ、「ユーはアウト」(あなたはダメ)と断られたそうです。それは、同業者だからでしょう。
響は「差別だ」と憤慨しています。ケビンは「まあ、そういう店もあるヨネ。区別されただけだと思いマス」と言いますが、響は納得していないようです。
人と人は違う。あなたと私も、あなたとあの人も。ケビンの恩師は、そう教えてくれたそうです。いい先生に出会えることは、とても大切ですね。 さて、今回は「差別」と「区別」がテーマです。どちらにも「分ける」という意味があります。どんな違いがあるのでしょう。 「差別」は、「人やものの取り扱いに差をつけること」。他に比べて不当に低く扱うことを指します。「男女差別」「人種差別」など、さまざまな言葉がありますね。南アフリカでは1991年まで、白人と有色人種を分ける「アパルトヘイト」(人種隔離政策)という、ひどい「差別」がありました。
一方の「区別」は、単に「違いによって分けること」です。「赤色と黄色を区別する」「仕事とプライベートを区別する」などと使います。 ただし、「区別」する側に「差別」的な意図があれば、それは「差別」になりますし、「区別」された側が「差別」だと感じたら、それも「差別」です。 難しいですが、「差別」と「区別」、きちんと区別できましたか?
響は、「やっぱり差別だよ」と、まだ怒っています。
レコードを買わせてくれないのは、確かに「差別」でしょう。しかし… 「激安で買って、自分の店で売ろうとしたんジャナイノ?」とケビン先生に突っ込まれ、しどろもどろの響。これはいけません。
では、今回のまとめです。 差別とは、特定の人やものを不当に低く扱うこと。 区別とは、違いによって他と分けること。

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