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海保

初の女性署長誕生とその背景は 「海の男」は過去へ

巡視船「いず」の船内で後輩を指導する中林さん(前列左)=横浜市の横浜海上防災基地で2015年3月16日、米田堅持撮影

 海上保安庁初の女性署長として中林久子さん(48)が1日、千葉県の木更津海上保安署に着任した。海保は昨年、次長を本部長とする「海上保安庁女性職員活躍・ワークライフバランス推進本部」を設けており、女性活用をさらに進めるという。海保の女性職員の現状を探ってみた。【米田堅持】

「嫁がほしい」

 中林署長は1991年に海上保安大学校(海保大)を卒業した幹部候補の一人だ。約50人いる海保大卒女性のトップランナーだが、海保大最初の女性は80年に入学しており「1期生」ではない。「女性は家庭に」という風潮が根強かったことや、全国転勤が原則で多忙な業務から、家庭との両立を断念して辞めるケースが相次ぎ、これまで女性署長は誕生しなかった。中林署長も2002年から03年まで報道係長だった時は、北朝鮮の工作船事件の広報対応に忙殺されて自宅を片付ける時間がなく、記者たちに「嫁がほしい」と漏らしたほどだった。

 海保は男女の区別なく優秀な人材を登用する観点から、転勤時期を出産や子育てに配慮した形にするといった…

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