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(49)乗車拒否は当たり前・上

エジプトの首都カイロで、タクシー運転手に行き先を告げ、乗せてもらえるか交渉する女性客。行き先によっては断られることも多い=2015年3月17日午後2時30分、秋山信一撮影

 【カイロ秋山信一】公共交通機関が発達していないエジプトで、市民の足となっているのがタクシーだ。初乗り3ポンド(約50円)は、物価の違いを考えても日本に比べて格安だ。しかし、このタクシー。日本のように手を上げて、簡単に乗せてくれるわけではない。

 3月中旬、カイロ支局近くの路上で、赤ちゃんを抱いたシリア人の夫婦がタクシー待ちをしていた。「ここでは客はタクシーを選べない。運転手が客を選ぶんだ。こんなこと、シリアでは有り得ない」。夫婦は約15分間に10台以上のタクシーに声をかけていたが、ことごとく断られていた。

 乗車前に行き先を確かめるエジプト流のタクシー営業。運転手の言い分はさまざまだ。「近距離の客は乗せたくない」「渋滞にひっかかると効率が悪い。混んでいる方向には行きたくない」。中にはメーターを動かさず、料金交渉を持ちかけてくる運転手もいる。

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残り639文字(全文1013文字)

秋山信一

2004年入社、岐阜支局、中部報道センター(名古屋)、外信部を経て、13年1月にカイロ支局赴任。

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