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(50)乗車拒否は当たり前・下

エジプトの首都カイロで、タクシーに乗車する男性客。手前にいる子連れの夫婦は乗車を断られたが、これは法律違反だ=2015年3月17日、秋山信一撮影

 【カイロ秋山信一】乗車拒否が当たり前になっているエジプトのタクシー。日本では道路運送法で原則として乗車拒否は禁止されている。知り合いのエジプト人に聞いたが「そんな法律はない。ここは日本ではないから、慣れるしかない」ととりつく島もない。しかし、タクシー制度の改善に取り組んでいる財務省に取材すると、思わぬ答えが返ってきた。

 「法律では乗車拒否は禁止されています」。財務省のタレク・アワド報道官は即答した。交通法規には確かに「旅客運送業者(タクシーやミニバス)が正当な理由なく乗車を断った場合、罰金を科せられる」との条文があった。罰金額は300〜1500エジプトポンド(約4700〜2万3500円)。平均世帯収入が約2000ポンド(約3万1500円)のエジプトでは高額だ。

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残り725文字(全文1060文字)

秋山信一

2004年入社、岐阜支局、中部報道センター(名古屋)、外信部を経て、13年1月にカイロ支局赴任。

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