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勝間和代のクロストーク

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feat.瀧波ユカリ/156 ADHDと付き合う

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 今回のテーマは大人のADHD(注意欠陥多動性障害)です。子どもにADHDがある場合、学習に障害を与える可能性があることは知られてきましたが、大人もあります。忘れ物が多く、片付けができず、何かに夢中になると、別のことを忘れてしまい、じっとすることが苦手です。

 私も典型的なADHDの症状の持ち主なので、いつも苦労をしています。なるべく自分がそのような症状を持っていることを明かして、周りの人から適切なサポートを得るように心がけてきました。

 提案したいのは、そのような症状を持つ人がまず、恥ずかしがらずに自覚すること。そして、周囲に理解してもらい、「私たちもなるべく努力をするので、ぜひ、支えてほしい」と伝えることです。

 もちろん、確定診断は専門医への相談をお勧めしますが、ADHDの傾向がある方が、努力しても忘れ物をしてしまうとか、じっとしていることに耐えられないことを「自分は努力が足りないのだ」と思わないでほしいのです。

 たとえば、私は出張の切符は、事前に受け取るとほぼなくします。そのため、必ず前日に受け取るようにし、受け取ったら、かばんから出さないようにしています。

 なくし物も多いので、気に入った小物やIT機器などは、なるべく複数を買い、一つをなくしても、仕事や生活に支障が出ないようにしています。じっとしていることが苦手なので、国内の出張では、ある程度、自由に動ける電車を使うようにしています。

 片付けができないことも、小さいころから自分を責めていましたが、もう、そういうものだとあきらめています。定期的に引っ越したり、掃除の専門の方にお願いしたりするようにしました。

 ADHDも悪いことばかりでなく、興味があるものへの集中力は強く、アイデアも豊富に生まれ、行動的な側面があります。

 今回は、ADHDの自覚がある方がどのように周りと協力しながらカバーし合っているかのアイデアや、あるいは、支えている方の体験談を募集したいと思います。偏見をなくすにはどうしたらいいでしょうか。欠点ではなく特徴だと捉え直しませんか?(経済評論家)

    ◇

 クロストークから生まれた書籍「無痛分娩のすすめ」(勝間和代のクロストーク編、まんが・瀧波ユカリ、毎日新聞出版、972円)を10人にプレゼントします。「クロストーク」ページの応募フォームからお申し込みください。締め切りは5月1日。当選発表は本の発送をもって代えさせていただきます。

 ◇ご意見をニュースサイトへ

 ご意見をニュースサイトで受け付けています。どなたでも投稿できます。27日までの投稿の中から勝間さんが選んだご意見を、次回ご紹介します。ふるってご投稿ください。詳しくは「勝間 クロストーク」で検索するか、毎日新聞のニュースサイトにアクセスを。スマートフォン、タブレットでも閲覧・投稿ができます。全投稿者の中から1テーマにつき1人に図書カードを進呈します。次回は5月5日掲載。

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