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漫画で解説

辞典の世界の巻

あいうえお順の国語辞典が生まれたのは1889年 説明に個性

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八木くんが「広辞苑」を読んでいます。分厚い辞典ですね。広辞苑は、初版発行から今年で60年になります。 広辞苑の元になったのは1935年に博文館から刊行された「辞苑」です。元京都大教授で言語学者の新村出さんが編集しました。そして、辞苑を改訂・増補し、1955年5月25日に広辞苑第一版が生まれたのです。 そもそも、辞典とはいつからあるのでしょうか。
平安時代初期に昌住という僧が編集した「新選字鏡」が最も古い辞典のようです。 また、「あいうえお順」が定着したのは1889年に出版された「言海」という国語辞典からだと言われています。意外と歴史は浅く、まだ125年ほどなのですね。明治時代初期まで子供たちは「いろはにほへと」のいろは歌でひらがなを学んでいたので、言海で「あいうえお順」を採用したのは画期的だったと言えます。
広辞苑の他にもさまざまな辞典がありますが、辞典にも個性があります。 広辞苑は言葉の本義を基本としますが、大辞林は現代で使われている語義を優先する編集方針です。 このため、反対のことが書かれていることもありそうですね。実際、三省堂国語辞典第七版では「汚名挽回」は誤用ではないと書かれています。汚名は返上するもので、挽回ではないという意見もありますが、挽回には「元の状態にする」という意味もあるので、「汚名挽回」は問題ないとしています。
現代は紙の辞典より、電子辞書の時代のようにも思えますね。ところが、電子辞書の市場は年々縮小しているのです。これは、スマホにアプリとして辞書があるためだと言えます。 八木くんもスマホを持っているのになぜ辞典を読んでいるのでしょうか。 八木くんはやっぱり紙の辞書が一番好きなんですね。手触りや香りが好きなんだとか。

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