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旧ソ連を歩いて

(20)金総書記妻の墓に謎の白菊−北朝鮮とロシアの複雑な関係

北朝鮮の2代目指導者、金正日総書記の最初の妻、成恵琳(ソン・ヘリム)氏の墓。ハングルで書かれた氏名と生没年が刻まれている。命日の5月18日、白菊と赤いカーネーションが供えられていた=モスクワ西部の共同墓地で2015年5月18日午後、真野森作撮影

 ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が肩を並べて軍事パレードを見守った5月9日の対ドイツ戦勝70年記念式典。会場となったモスクワ・赤の広場に、世界的注目を集めるもう一人の国家指導者の姿はなかった。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記。出席すれば約3年前の権力世襲以来、初めての外遊となったはずで、待ち構えた記者たちは肩すかしを食った。旧ソ連時代からロシアと北朝鮮の関係は深く、また複雑だ。式典の9日後、モスクワ西部の墓地の片隅に供えられた謎の白菊も、そのことを暗示していた。【モスクワ真野森作】

 モスクワ中心部から約15キロ西にある「トロエクロフスコエ共同墓地」。自然豊かな森のような敷地に、顔…

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真野森作

2001年入社。北海道支社報道部で7年間を過ごし、東京本社社会部、外信部を経て、13年10月よりモスクワ支局記者。社会部時代は石原都政や夏の平和企画を担当したほか、まわしを締めて相撲の稽古を体験取材したことも。

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