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「リオ」のメダル目標に 一ノ瀬メイ(18)=近大1年
東大阪市内にある近大のプール。数多くの五輪メダリストを輩出した水上競技(競泳)部の新入生として、健常者の部員に見劣りせずに泳ぎ込み、掃除などの雑用もこなす。先天的に右肘から先が無い障害は何も感じさせない。「何でも自分でできます。障害でなく、特徴です」と笑顔を浮かべる。
京都市出身。幼少から同市障害者スポーツセンターで水泳を始めた。7歳の頃、同センター職員でパラリンピックの競泳日本代表監督だった猪飼聡さん(50)に促されてパラリンピックを目指すようになった。猪飼さんの評は「マイペースで物おじしない。本番に強い子」。中学2年だった2010年、中国・広州のアジアパラに史上最年少の競泳女子日本代表として出場すると50メートル自由形で銀メダル。初めて満員の大歓声を受けて…
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