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漫画で解説

夜間中学で学ぶの巻

学ぶ機会を逸した人たちが対象 全国で9271人が通う

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マキはテスト勉強でクタクタのようです。「学校なんて行きたくないしー」と言っています。それを見た勅使河原賢一くんは「行きたかったのに行けなかった人もいるんです。ぜいたくです」と怒っています。 そんな人たちのための学舎が「夜間中学」です。夜間中学とは、もともとは戦後の混乱期に生活困窮などで学べなかった人たちのために設置されました。
文部科学省が初めて夜間中学の実態調査を行いましたが、公立は全国に31校しかありません。 千葉県に1校、東京都に8校、神奈川県に2校、京都府に1校、大阪府に11校、兵庫県に3校、奈良県に3校、広島県に2校で、生徒数は2014年5月1日時点で1849人います。生徒の8割は外国人です。 また60歳以上の高齢者が一番多いのも特徴です。年齢別の内訳は、15~19歳が15%、20代が15%、30代が13%、40代が14%、50代が14%、60歳以上が29%でした。
公立の他に「自主夜間中学」があり、こちらは154市区町村に307カ所。生徒は7422人と、公立の約4倍です。夜間中学には2種類あるのです。 公立の夜間中学校を卒業すれば、卒業証書を得られます。しかし「自主夜間中学」では得ることはできません。ボランティアで運営されているのですね。 ところで、夜間中学の数は足りているのでしょうか。 文科省は、「各県1校」を目指していますが、まだまだ足りていないのが現状です。
2014年には夜間中学の充実を目指す超党派の国会議員連盟が発足しました。「学ぶ機会の確保」を義務づける法案を今の国会に提出します。 戦争やいじめなど、さまざまな事情で学校に行きたくても行けなかった人がいるのです。テストを受けられるなんて、幸せなことなのですね。 とは言っても、やっぱりマキにとってテストは楽しくないようですが。

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