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漫画で解説

日本遺産とは?の巻

地域振興が目的 ストーリー性を重視した18件をまず認定

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「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されるのかどうかが話題になっていますが、「日本遺産」はご存じですか? 日本遺産とは、歴史的建造物や伝統芸能といった文化財を文化庁が認定したもの。第1弾として18件が認定されました。
日本遺産の目的は「世界遺産」のような保護ではなく、地域の活性化にあります。地域の伝統文化の魅力を雄弁に伝える「ストーリー性」を重視して選ばれます。 例えば、今回登録されたうちの1件は「近世日本の教育遺産群」で、水戸市の旧弘道館、栃木県足利市の足利学校跡、岡山県備前市の旧閑谷学校、大分県日田市の咸宜(かんぎ)園跡の4カ所。いずれも学校です。
日本は昔から、多くの庶民が読み書き算術などを身につける高い教育水準であり、このことが近代化の原動力となって、現代につながっているというストーリーがあります。 また、滋賀県の琵琶湖とその水辺景観も登録されたものの一つ。この地にある「水の浄土」という信仰が汚さないルールを作り、鮒(フナ)ずしなど独自の文化を生んだ背景があり、水と人の暮らしが調和した景観ということです。 鳥取県三朝町の「六根清浄と六感治癒の地」には、絶壁に国宝「投入堂」が建っています。三徳山は山岳修験の場で、投入堂を参拝して六根を清め、ラドン泉で六感を癒す、修行と癒やしが同時にできる場所なのです。
これらの他、認定されたのはよく知られている四国遍路や、1300年前の国際都市を体感できる福岡県太宰府市の大宰府政庁跡など18カ所。政府は2020年までに100カ所の認定を目指す方針ですが、遺産のありがたみが薄れる危険性もありますね。

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