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漫画で解説

ぎょう虫検査って?の巻

戦後は6割の人が保有 今は激減 2016年度から廃止に

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肉屋の牛島さんの奥さんがダリア先生に何か聞きたいことがあるようです。 小学校からのお知らせで、2016年度からぎょう虫検査が廃止されると聞いて心配になっているようですね。牛島さんは、店先でそんな話をするのは良くないとたしなめますが、それでも奥さんは不安みたい。そこでダリア先生の病院で説明してもらうことになりました。 ぎょう虫検査の正式名称は「寄生虫卵検査」と言います。
ぎょう虫に限らず他の虫の卵も検査するからです。牛島さんは「お尻ぺったん」と呼んでいたそうです。天使のイラストが印象的だったようですが、どのように採取するのでしょうか。 ぎょう虫は夜中、肛門周辺に卵を産むので、朝起きてすぐに採取するのです。検査は2日間続けて行います。 では、一体ぎょう虫とはどんな虫なのでしょうか。 世界中に分布している寄生虫で、人間の腸に寄生して人から人に感染します。
感染しても命に関わることはありませんが、夜中に肛門の周囲がかゆくなったり、かき続けて傷がついたりします。虫卵が付着した手で食べ物を食べたり、舞い上がった虫卵を吸い込んだりしてしまうので家族内での感染が多いのです。感染した本人だけ治療しても、家族の中に感染者がいれば再感染を繰り返してしまうということです。家族全員の一斉駆除が大切なのですね。 確実な治療には服薬がおすすめです。乾燥や熱に弱いため、直射日光による乾燥も有効です。
しかし、そんなに感染力が強いなら、やはりぎょう虫検査はやめない方が良いのではないでしょうか。 戦後、日本人の6割が寄生虫を保有していましたが、衛生環境の改善で大幅に減りました。ただ、検出率には地域差があるので、それぞれの自治体の判断で指導するそうです。 寄生虫が撲滅されたわけではないようですね。衛生教育は今まで以上に必要になりそうです。 牛島さんは、寄生虫も怖いけど、可愛い子どもたちに変な虫がつかないかが心配のようです。 「バカ言ってないで戻るよ!」と奥さんに叱られてしまいました。

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