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図解で納得

鉄道車両の「再就職」

大手から地方へ 海を渡る車両たちも

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リタイアした鉄道車両の「再就職」とは?
曙「掘り出し物のクルマがあるけど、1台買わない~?」 ギョロ「ソチもとうとうブローカーに転身ギョ? スーパーカーがいいギョロ」 曙「東京メトロ銀座線を走ってる『01系』だよ~」 ギョロ「掘り出し物って……それは地下鉄ギョ。そんなもの、道路は走れんギョロ」 曙「もったいないなあ。リタイアしても働けるんだよ~」 ギョロ「チンが『再就職先』の口を利いてやるから、クルマエビの塩焼きをたらふく食べさせろギョロ」
東京・渋谷と浅草を結ぶ地下鉄銀座線の「01系」が新型車に置き換えられることになりました。引退した一部の車両は熊本市のローカル私鉄「熊本電気鉄道」に再就職した形です。 メトロ銀座線01系は1984年にデビューしましたが、2016年度までには全車が引退する予定。 ギョロ「車体のオレンジ色の帯は都心を走っていた時のままギョロ」
「01系」と交代で熊本で引退する「5000系」も、30年前に東急電鉄からやってきたものです。渋谷ハチ公前の緑色の電車も5000系。正面から見て下ぶくれした顔立ちから「青ガエル」の愛称で親しまれてきました。 1954年に東横線でデビューした5000系は東京から引退後、福島や長野県の長野・松本・上田、静岡県の富士、そして熊本と全国で「第二の人生」を送りますが、今も現役なのは熊本だけ。車内のつり革には今も東京時代の広告が残っています。 曙「熊本電気鉄道には、都営地下鉄三田線や大阪の南海電車の中古も走ってるんだってよ~」
東京メトロや東急をはじめ、JRなど日本の大手鉄道で走っていた中古車両は国内のローカル鉄道だけでなく、東南アジアや南米のアルゼンチンなど海外へも輸出されています。「第二の人生」を見ようと、日本からわざわざ「再就職先」を訪ねる鉄道ファンもいるのだとか。 ミャンマーへは、JR西日本のキハ181系などが、マレーシアへはブルートレインの14系が、インドネシアへは千代田線の6000系などが、アルゼンチンへは丸ノ内線の500形が渡りました。
曙「ハチ公の銅像があれば『九州の渋谷』だね~」
なぜ鉄道の中古車の「再就職」が盛んなのでしょうか。 引き取る側にとっては、新車の1割程度で購入できる場合があるなど、安上がりなのがなによりのメリットです。元の所有者にとってはスクラップ費用が浮くため、無償で譲渡に応じるケースも。 大手の車両はメンテナンスも行き届いて故障も少なく、海外ではエアコン付きの車両に人気が集まるということです。 ギョロ「インドネシアの場合、日本のJRとレールの幅や電圧の規格が同じギョロ。改造が少なくて済む利点もあるギョロ」 曙「さすがは『メード・イン・ジャパン』だよ~」
リタイアした鉄道車両の「再就職」とは? 地方のローカル私鉄だけでなく、海外にも引き取られて活躍しているギョロ。新車よりも安上がりで、メンテナンスも行き届いているギョロロ。 ギョロ「空を飛ぶ鉄道なら買ってもいいギョ」

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