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feat.瀧波ユカリ/160 コンプレックス解消ビジネスの是非

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 今回のテーマはコンプレックス解消ビジネスの是非についてです。

 私たちは何らかの形でコンプレックスを持っています。年収を上げたい、体重を落としてスリムになりたい、英語をスラスラ話せるようになりたい、異性にモテたい、人前で上手に話せるようになりたい、縮れ毛をストレートにしたい、肌をきれいにしたい−−と、切りがありません。

 そして、コンプレックスを解消するというサービスが多数あります。テレビや雑誌の広告にも、そういったメッセージがあふれています。

 問題は、サービスの効果にばらつきが大きいことです。私たちはコンプレックス解消のために何十万円、何百万円も費用をかけることがあります。時には借金をしてまで払うのです。そして、確かに効果が出た人がいるからこそ、コンプレックス解消サービスが継続的に存在するのでしょう。

 しかし、高いお金を払ったからといって満足できる結果が得られるとは限りません。お金を払っている方も恥ずかしいので、うまくいかなかったことを口コミで広めることはありません。また、効果がある人もいるので、自分に効果がなかったからといって返金を求めることも難しいです。

 さらに、こういったコンプレックスは、自分の元々の生活習慣や思考方法、体質などが直っていないと、一時的に解決できても、数カ月、あるいは数年後には再発してしまう恐れがあります。

 もちろん、良質なコンプレックス解消サービスは継続的なサポートを安価に提供して、その人の人生の質を改善することができます。ただ、問題は私たちがどうやって、自分に合ったサービスを探すのか、紛れ込んでいるかもしれない悪質商法を見抜くのかです。

 お金を払いたい人が多いからこそ、さまざまなコンプレックス解消サービスが存在しますが、質には差があり、内容をなかなかオープンに話しにくいため、情報が共有されにくいのが現状です。ネットなどでの評価サービスもありますが、真偽の判断が難しく、信頼性は必ずしも高くありません。

 私の判断方法の一つは「多額の一時金を要求しないサービス」です。長期的、継続的に少しずつ課金をすることでも売り上げを上げられると確信しているのであれば、多額の一時金は必要なく、毎月低額の料金でいいからです。また、その方が顧客も長期的に続けやすくなります。よく返金があるとうたうところもありますが、返金を要求する顧客はあまりいないでしょう。

 私たちが、どうやって良質で安価なコンプレックス解消サービスを共有し、悪質なものを見抜いて排除するのか、みなさんのアイデアを募集します。(経済評論家)

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