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今月16日、芸人史上初の芥川賞作家となったピースの又吉直樹がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS/TBS系全国ネット、7月19日午後11時25分〜11時55分)に登場する。今年1月に発表した文芸誌デビュー作「火花」は、掲載誌『文學界』の創刊以来初増刷、単行本は2015年上半期本ランキング・小説部門で売り上げ1位を獲得し、第153回芥川賞を受賞した。
世間の注目度が高まるにつれ「先生」扱いされるようになった又吉は、今や出版業界では期待の大型新人である。だが、そんな周囲の評価とは裏腹に、又吉は芸人としての自分を変えようとはしない。「自分にとって、小説を書く事は芸人の仕事にめっちゃ近いんです。」漫才やコントを書いたのと同じで小説も好きだから書いた。
世間の風潮を計算して立ち回れるほど器用ではない又吉。自分の中の面白さだけを追求してきたはずが、はからずも世間との距離を急激に縮め多くを求められるようになった。「ありがたいですね」。表情の乏しいまま又吉はつぶやく。
番組では単行本「火花」が刊行された今年3月から選考会当日まで取材を行った。受賞の瞬間とそこへ向かう日々に何を思ったのか? 芸人としてのジレンマは? 又吉の胸中に迫る。
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