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世のためになる仕事がしたかった
コンサルタント時代の2004年ごろ、米国で急成長していたフィットネスクラブ「カーブス」を、初めは純粋にビジネスとして調べた。調べるうちに高齢化社会の日本で非常に可能性があると思い、テキサス州ウェイコに創業者のゲーリー・ヘブンさんに会いに行ったが、初めは相手にされなかった。
米国へ行くたびに店を回りメンバーの話を聞いた。つえなしでは歩けなかったのにつえが必要でなくなったとか、生活習慣病で何年間も薬を飲んでいたのが、薬の必要がなくなったとか、たくさんの話を聞いた。どうせやるなら人のため、世のためになる仕事をしたいと強く思うようになり、04年12月に創業者にその感想をぶつけた。日本にこういう場所がなく、病気にならなくていい人が病気になっている。そういう人を助けたいと話し…
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