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旧ソ連を歩いて

(25)モスクワに咲いた金王朝の花−−北朝鮮の戦後70年

戦後70年の露朝友好年を記念して展示された北朝鮮の「金日成花」(右奥のラン)と「金正日花」(手前の赤いベゴニア)。北朝鮮の園芸専門家がモスクワ市内で栽培した=モスクワ市内で2015年8月14日午前、真野森作撮影

 「朝鮮解放70年」。朝鮮語で書かれた横断幕がモスクワ市内の中央芸術家会館の正面に掲げられた。第二次大戦終結70年の今年はロシアと北朝鮮の友好年。記念行事として8月14〜16日、会館のホールで北朝鮮ならではの花の展覧会が開かれた。歴代指導者の名前を付けた園芸品種、赤紫色のラン「金日成(キム・イルソン)花」と真っ赤なベゴニア「金正日(キム・ジョンイル)花」が数百鉢並べられ、市民の注目を集めた。在露北朝鮮大使館の主催で、二つの花の一般公開はロシアでは初めてという。【モスクワ真野森作】

 金日成花はインドネシアの園芸家が育種し、同国のスカルノ初代大統領が1965年に金日成主席へ贈呈した。金正日花は育種した日本の園芸家が88年に寄贈したとされる。今回、この展示のために北朝鮮の専門家たちが前もって訪露し、モスクワ市内で栽培してきたという。伝統衣装チマ・チョゴリを着た北朝鮮の若い女性たちが花の由来や栽培方法をロシア語で説明し、希望者には鉢植えをプレゼントした。二つの花をあしらった北朝鮮…

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真野森作

2001年入社。北海道支社報道部で7年間を過ごし、東京本社社会部、外信部を経て、13年10月よりモスクワ支局記者。社会部時代は石原都政や夏の平和企画を担当したほか、まわしを締めて相撲の稽古を体験取材したことも。

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