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漫画で解説

BSL4施設とは?の巻

エボラやラッサウイルスなど 最も危険な病原体を研究できる

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善蔵は風邪を引いてしまったようです。 感染症にかかったのではないかと心配していただけに、良かったですね。 もし感染症にかかったら、BSL4施設で調べてもらうとダリア先生は言っています。 BSL4施設とは何でしょうか。 最も危険な病原体を研究できる施設です。 Bio Safety Level(バイオセーフティーレベル)の略からきています。
危険度の基準は、世界保健機関(WHO)が定めた4段階です。 レベル1はヒトに無害な病原体、生ワクチンなど。 レベル2は食中毒、はしか、水痘、季節性インフルエンザなど。 レベル3は結核菌、狂犬病、HIV、H5N1など。 レベル4はエボラ出血熱、ラッサ熱などです。 レベル4ではどのようなウイルスを扱うのでしょうか。 対象となるのは6種類。 エボラウイルス、クリミア・コンゴ出血熱ウイルス、 ラッサウイルス、とうそう(天然痘)ウイルス、 南米出血熱ウイルス、マールブルグウイルスです。 日本ではBSL4施設は、国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)です。 国内で施設が稼働するのは初めてですね。 致死率の高いウイルスの分析やバイオテロへの対応が進むと期待されています。 今まで日本にBSL4施設はなかったのでしょうか。
施設自体は1981年に作られています。 30年以上も前に作られていたのに、なぜ使われなかったのでしょうか。 それは周辺住民からの反対の声が上がったからです。 危険なウイルスのため、住宅地や学校が近いと不安になりますよね。 ましてや危険なウイルスを持ったネズミが逃げ出したら……。 施設は病原体が外部に漏れないよう厳重に設計されています。 空気の流れは一方通行にし、二重の高機能フィルター付き。 病原体が外部に漏れないよう室内は外より気圧が低いです。
しかし施設は築30年以上経っているので、老朽化が心配です。 安全対策に万全を尽くし、住民の理解を深めていくことが必要です。 ただグローバル化時代の今、ウイルスも人間も世界を駆け巡っています。 新たな診断法や治療法の開発ができる施設が国内にある意義は大きいのです。 善蔵はまた寒気を感じ、謎の病原体に感染しているのではと心配していますが、 ただの不摂生のようですね。

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