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SUNDAY LIBRARY

小林 照幸・評『自衛隊のリアル』瀧野隆浩・著

イラク派遣で変わった自衛隊の今とこれから

◆『自衛隊のリアル』瀧野隆浩・著(河出書房新社/税抜き1400円)

 著者は防衛大卒の毎日新聞社会部編集委員。防衛問題の取材は定評があるだけに、集団的自衛権が柱の安保法案は自衛隊を激変させる、と断言する。

 1954年の創設以来、一発の銃弾も撃っていない「軍隊らしくない軍隊」の任務は格段に厳しくなり、初の射撃の遂行、戦死者が出る可能性も高くなるからだ。だが、著者は90年代に海外派遣が始まり、イラク復興支援の派遣(2003年12月〜09年2月)を経験したこの10年余で自衛隊は一気にリアルを体得した、と強調する。

 ひとつは、著者が呼ぶところの「死の制度化」だ。戦死者がいつ出てもおかしくない状況だったイラク派遣。…

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