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“政界のウラ”を読む

(11)安倍政権 「寛容と忍耐の政治」を忘れていないか

自民党総裁選でガンバロー三唱をする安倍晋三首相(中央)=東京都千代田区で2015年9月8日午前8時、徳野仁子撮影

 安倍晋三首相の宿願だった集団的自衛権の行使容認を主眼とする安全保障関連法案は、民主党などの反対を抑え、今月19日未明まで続いた参院本会議で、ようやく可決・成立した。国会内の野党の抵抗は織り込み済みだとしても、老若男女を問わず法案に反対する多数の市民が国会周辺に集まり、激しく抗議した中での採決は、法案提出時には想定外だったはず。案の定、採決直後のマスコミ各社の世論調査結果は、安倍には手厳しいものとなっていた。

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松田喬和

1969年、毎日新聞社入社。福島支局、東京本社社会部を経て1974年に政治部。横浜支局長、広告局企画開発本部長、論説委員を歴任。2004年4月から論説室専門編集委員。09年9月、民主党政権下で首相番を務め、「松田喬和の首相番日誌」を自民党の政権復帰まで連載した。14年4月から現職。TBSテレビ「ひるおび」の政治コメンテーターやBS11「インサイドアウト」コメンテーターも務める。

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