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情熱大陸

昆虫は人間以上に凄かった! 虫たちの世界に魅せられた昆虫学者・丸山宗利に密着

<プロフィル>丸山宗利(まるやま・むねとし) 1974年生まれ、東京育ち。北海道大学大学院農学研究科博士課程を卒業。国立科学博物館、シカゴのフィールド自然史博物館研究員を経て、2008年より九州大学総合研究博物館助教になる。日本ではあまり知られていない「アリの巣に共生する昆虫」の研究者。アジア・アフリカ・南米・ヨーロッパでフィールド調査を行い、数々の新種を発見している。著書に「ツノゼミ ありえない虫」「森と水辺の甲虫誌」「アリの巣をめぐる冒険」「アリの巣の生きもの図鑑」など。2015年夏には「アリのくらしに大接近」「アリの巣のお客さん」「きらめく甲虫」などを出版。

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 今最も注目されている昆虫学者・丸山宗利(41)がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS/TBS系全国ネット、10月4日午後11時〜11時半)に登場する。著書「昆虫はすごい」は、発行部数が累計13万部を超えるベストセラーとなった。虫のユニークな生態行動を人間と対比して、独自の視点で綴られたこの本には、狩猟採集、農業、牧畜、建築、そして恋のかけひきや、戦争、奴隷制まで、人間よりもあらゆることを昆虫が先取りしていた話など、私たちの思考を覆す小さな生物たちの凄みが描かれている。虫好きはもちろん、それまで関心のなかった新たな虫ファンを獲得する話題の昆虫学者だ。

     だが本来、丸山の専門はアリと共生する昆虫の解明をすること。アリの巣に同居するアリ以外の昆虫たちは、誰も見向きもしないごく小さな生物だが、実はあなどれない。アリと一緒に生きるための生存戦略をもった賢い虫たちなのだ。精力的に世界各地でこの昆虫を調査してきた丸山は、アジアでの第一人者だ。

     今年8月。丸山は、他の虫たちが恐れる軍隊アリの一種・ヒメサスライアリの巣に住む「ハネカクシ」の調査のため、タイの自然公園へ向かった。息を殺して森林の中を歩き、古木や湿り気のある地面に目を凝らす……。一筋縄ではいかない、複雑で小さな昆虫たちの広く大きな世界。その魅力にとりつかれた気鋭の研究者・丸山の果てしない探求への一歩を追った。

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