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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/33 魂

 <日曜カルチャー>

山の木も、海岸の岩も

 「(胎児性患者は)みなさん年をとりました。60歳といえば、おじいさん、おばあさんのなり始めです。表情を見ていると、少年少女。あどけない。一日でも一時間でもいい、ひとことも発したことのない人たちの胸の内を考えてみてください」

 9月25日、石牟礼道子さん(88)が熊本市の仕事場でインタビューに応じている。NPO法人水俣フォーラム理事長の実川(じつかわ)悠太さん(60)。水俣病の公式発見から60年の来年、水俣フォーラムは秋に水俣・熊本展を行う。同展へのメッセージとして石牟礼さんの言葉を収録しているのだ。

 実川さんは「川本輝夫、浜元二徳、緒方正人、杉本栄子……。患者さんしか言えない人類の財産のような言葉…

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