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漫画で解説

欧州に押し寄せる難民の巻

シリアから逃げて来た人々 多くが豊かなドイツ目指す

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虎鉄先生が久しぶりに家庭訪問をしているようです。 火達磨くんは今も国際ジャーナリストを志望しているのですね。 最近は欧州の難民のニュースが気になっているそうです。 なぜたくさんの難民が押し寄せているのか知りたいそうです。 主な理由は長引くシリア内戦です。 人口の約5分の1の400万人が国外に脱出したそうです。 2015年1月から9月初めまでに欧州に到着した難民は、36万人超だそうです。
しかしなぜ急に増えたのでしょう。 トルコなど周辺国に逃れた難民への風当たりが強くなり、欧州に移動し始めたのです。 欧州を目指すのは命懸けで、幼い子供の遺体が漂着したり、 保冷車の中で71人の遺体が見つかったりしたそうです。 2700人以上も亡くなりました。 海路は危険で、難民の多くはバルカン半島を通って陸路でドイツを目指すようになりました。 欧州連合(EU)で一番豊かだから、ですね。 EUでの難民申請の国別割合(2014年)は、 スウェーデン13%、イタリア10%、フランス10%などに比べ、 ドイツは32%を占めています。 ドイツはなぜ積極的なのでしょう。 メルケル独首相は難民の半分は定住すると見ていて、 労働力不足解消にもつながると見ています。
しかし難民排斥を訴える極右による暴力事件や 収容施設への放火など難民への反発も広がっています。 流入が急激過ぎるのですね。 ドイツではオーストリア国境での入国管理を、一時的に復活させたそうです。 ハンガリーも許可のない越境を犯罪とする法律を施行しました。 難民には厳しくなりましたね。 EUは難民12万人を加盟国に割り当てて、 受け入れを義務化することを提案していて、 独仏は賛成ですが東欧の国々が反対していてまとまっていません。 難民は行き場をなくしてしまいますね…。 日本はどうしているのでしょうか。 難民はあまり受け入れていません。
2014年に日本に難民認定を申請した 5000人のうち、認定されたのはわずか11人です。 日本の難民申請者数と認定率の推移(法務省の統計による)を見ると、 申請者数は年々増加しているのに対し、認定率は年々減少しています。 日本は外国と比べると審査が厳しすぎる といった批判もあり、対応を考えなければなりませんね。 欧州だけの問題ではなく、シリア内戦を終わらせない限り 難民は増え続けるばかりです。 火達磨くんは夕刊の配達の時間だそうです。 家庭訪問はどうなるのでしょうか。

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