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暴対法の取り締まり、監視カメラ、資金源の枯渇!

  競馬ファンは「大穴」を的中したことは覚えているが、普段の「負け」はすぐに忘れる。

 「抜いた抜かれた稼業」の事件記者も競馬ファンと同じ。取材合戦で負けた“屈辱”はすぐ忘れるが、何年に一度、それも小さな小さなスクープであっても記憶しているものだ。

 一度だけ、ヤクザ史上、特記すべき出来事をスクープしたことがある。1972年10月だったと思う。日本最大の暴力団・3代目山口組(神戸市)のナンバー2・山本健一若頭(初代・山健組組長)と関東の老舗、稲川会(静岡県熱海市)のナンバー2・石井唯博理事長が兄弟分の盃を交わすのをすっぱ抜いた。

 東西の巨大暴力組織が平和共存路線を選ぶ。高度成長の最中。暴力団がお互いの「シノギ」(資金源)にケチをつけず「お互い、儲けましょう!」で一致した。そんな解説記事まで用意したが、社会部のデスクは「所詮、ヤクザの話だろ?」と冷たく、この特ダネは社会面三段見出しの「小さな扱い」になってしまった。

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