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漫画で解説

成田空港VS羽田空港の巻

韓国・仁川、タイ・バンコク空港に抜かれ 主要空港になれるか

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大輔は仕事で海外に行くことが多いため、 パスポートがスタンプだらけでかっこいいと、 火達磨くんが絶賛しています。 大輔は羽田空港をよく利用しているようです。 海外と言えば成田空港だというイメージがありますが……。 今、羽田と成田は国際線でしのぎを削っているようなのです。 そもそも火達磨くんは、飛行機に乗ったことがないため、 二つの空港の違いが分からないそうです。 では羽田と成田の特徴と歴史を見ていきましょう。
羽田空港は1931年、羽田飛行場として開港し、 終戦直後は米軍に接収されましたが、 52年に返還されました。 2007年に政府が決めた 「アジア・ゲートウェイ構想」を受けて再国際化。 1日約1200回も発着する国内最大の空港です。 成田空港は78年に開港。 最初は「新東京国際空港」という名称でしたが、 04年に改称されました。 どうして二つの空港は必死になっているのでしょうか? それはグローバル化が進んで、 アジアの主要空港間で航空旅客の争奪戦が 激しさを増しているからなのです。 羽田と成田の国際線旅客数の合計は、 東日本大震災のあった11年、 韓国・仁川(インチョン)とバンコク空港に逆転され、 アジアの主な空港で最下位になってしまったのです。
仁川空港はアジアへの就航都市数が 成田の倍以上……。 火達磨くんは、東京五輪もあるため、 羽田も成田も拡張しないといけないと言っています。 しかし需要は増えても、まず発着枠にゆとりを作らなければなりません。 例えば成田空港で滑走路を増やすとなると、 建設費用は1000億~1200億円。 羽田の5本目の滑走路、成田の3本目の滑走路の建設には 莫大な費用がかかってしまうのです。 用地買収などの課題もあり、成田の新滑走路は 建設決定から完成まで最低でも 10年はかかる見通しです。 これでは2020年の東京五輪には間に合いませんね。 そこで羽田空港では、今は禁止されている 東京都心上空を飛ぶルート新設が計画されています。
これが実現すれば、1時間に最大44機が 都心上空を飛ぶことになりますが、 騒音問題や安全面の問題が生じる可能性があります。 政府は両空港一体でハブ(国際拠点)空港にしたい 考えのようですが……。 空港から都心、更には両空港間のアクセスの悪さも課題です。 両空港を50分台で結ぶことになる直結線は 果たして実現するのでしょうか。 ハブ空港を一本に絞りきれないのが苦しいですね。 羽田と成田の役割分担をはっきりさせなければ、 アジアの主要空港には勝てないでしょう……。 ということで、火達磨くんはマキちゃんに 宿題の役割分担をお願いしています。 あっさり断られちゃっていますが……。

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