- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

政治や社会のさまざまな課題についての賛否両論を紹介する新連載「あなたはどっち?」。初回は「選択的夫婦別姓」について、生活報道部の山崎友記子デスクが解説します。
価値観多様化 望む声強まり
明治憲法下の1898年に民法が施行されて以降、日本では夫と妻が同じ名字を名乗る「夫婦同姓」が基本です。戦後改正された民法も「夫または妻の氏を称する」と夫婦同姓を義務づけています。
今でも結婚したカップルの96%は夫の名字を名乗り、結婚で改姓するのは女性がほとんどです。しかし、結婚後も仕事を続ける女性が増え、家族の形や価値観も多様化し、名字を変えなくても済むよう、夫婦別姓を望む声が強まってきました。このため法相の諮問機関、法制審議会は1996年、希望すれば結婚後も夫婦がそれぞれの姓を名乗ることができるようにする「選択的夫婦別姓制度」を取り入れた民法の改正案を提案しました。制…
この記事は有料記事です。
残り906文字(全文1290文字)
あわせて読みたい
マイページでフォローする
スポニチのアクセスランキング
現在
昨日
1カ月