小惑星探査機はやぶさ2が、打ち上げからちょうど1年後の12月3日、小惑星リュウグウに向けてかじを切る「地球スイングバイ」に挑戦する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ2プロジェクトチームは14日、地球スイングバイの目的と詳細について、記者会見を開いた。地球スイングバイでは、秒速30キロ以上の速度で、地上から高度約3100キロという地球の間近を通り抜ける厳密な運用が求められる。会見には、津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャー、吉川真・同ミッションマネジャー、竹内央(ひろし)・JAXA宇宙科学研究所宇宙機応用工学研究系助教が出席し、意気込みを語った。【永山悦子】
(冒頭、出席した3人がそれぞれはやぶさ2の地球スイングバイについて説明)
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