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漫画で解説

パグウォッシュ会議って?の巻

アインシュタインらが始め15年は61回 核廃絶を話し合う

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被爆70年の2015年11月、「パグウォッシュ会議」の第61回世界大会が長崎で開かれます。 日本では95年と05年に広島で開催されて以来、3回目。あまり聞き慣れない会議ですが、「パグウォッシュ会議」とはどんなものでしょう。
パグウォッシュ会議は1955年、哲学者ラッセルや物理学者アインシュタインらが、核戦争による人類滅亡の危機を警告する宣言を発表したことを機に発足しました。これが「ラッセル・アインシュタイン宣言」です。1957年に第1回会議がカナダの漁村パグウォッシュで開かれたのが名前の由来です。 第1回会議には湯川秀樹、朝永振一郎両博士ら10カ国22人が参加したそうです。アインシュタインも日本人の2人もノーベル物理学賞を受賞していることから分かる通り、すごい人たちの集まりなのですね。 原爆投下から半世紀の1995年、パグウォッシュ会議は創設者の一人であるロートブラット会長とともにノーベル平和賞を贈られています。
世界大会では、どんなことを話し合うのでしょうか。 2005年に広島で開かれた大会では、核問題に限らず、「水資源の獲得」「津波と非軍事的安全保障」「エイズと安全保障」など、より幅広いテーマが話し合われたそうです。会議では自然科学系の科学者の割合が減り、社会・人文系の研究者が増えているようですね。 世界が多様化して問題が増えると、話し合うべきテーマも増えるということでしょうか。
2015年は「ラッセル・アインシュタイン宣言」から60年目の節目です。 長崎での世界大会は11月1日から5日間開催。北東アジアの非核化問題や原発に関する科学者の社会的責任を話し合います。成果は「長崎宣言」として世界に発信します。 科学者の生み出した核が人類を危険にさらしているということもあり、核なき世界を実現するためには科学者の役割は欠かせません。 善蔵は「子供たちの未来のために科学者の皆さん、よろしくお願いします」と人任せですが、科学者だけでなく、1人1人が考えることが重要ですよね。

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