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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/34 60年

 <日曜カルチャー>

かはらぬ春とおもへども

 「原因不明の中枢神経疾患が発生した」。1956年5月1日、新日本窒素肥料(現チッソ)水俣工場付属病院の細川一院長が水俣保健所に届けた。水俣病の公式確認である。この時の患者のうちの一人が当時2歳の田中実子(じつこ)さん(62)。最初に診察した医師のカルテがある。

 <三十一(1956)年四月二十三日、足許(あしもと)がフラフラし、歩くのが不自由になり、手の運動が…

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