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漫画で解説

組み体操は危険!?の巻

運動会の花形 高さ競争が激化 けが人多く高さ制限も

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近年、「ピラミッド」や「タワー」など、組み体操の危険性が問題になっています。事故が多発しており、2013年度、災害共済給付制度での医療費の支給は小学校で6349件、中学校で1869件ありました。 1990年には4段のタワーで死亡事故も起きています。
2015年9月には10段ピラミッドが崩れ、骨折や打撲などのけが人が出る事故もありました。 危険ですが、どうやら高さへの挑戦が達成感や連帯感を育てると考えているようです。 事故の際、周囲には多くの教員を配置していましたが、ピラミッドは内側に崩れやすい構造のため、効果はあまりありませんでした。 組み体操は花形競技のため、後押しする保護者も多いのが現実。先生も保護者も高さを競う風潮があるくらいだそうです。
2012年度の小学校での体育的活動時の負傷事故件数では、全学年で取り扱う跳び箱運動の1万5315件に次いで、5~6年生(3~6年生)で取り扱うバスケットボールが1万890件。組み体操は3番目に多く、6533件でした。 事故件数でみると、バスケットボールの方が多くなっていますが、バスケットボールでは手や手指を負傷することが多いのに比べ、組み体操で負傷する部位の多くは体の中心である体幹部。そのため、重大事故につながりやすいことが指摘されています。 また、跳び箱運動やバスケットボールと違い、組み体操は学習指導要領に記載がありません。絶対にやらなければいけないものではないのに、事故が多いのは問題だと言えます。
2メートル以上の高さで仕事をする際には厳しい管理が事業者に要求されますが、ピラミッドやタワーは3~5メートルもの高さであっても、学校側には何の管理も求められていません。 しかし、対策を講じる動きも出てきました。大阪市教育委員会は、「ピラミッドは5段まで」「タワーは3段まで」と上限を決定するなど、高層化を制限する動きが出始めました。 高くなれば下の子供たちにかかる負担が大きくなり、当然、バランスも取りにくくなります。事故を防ぐために、何らかの対策は必要ですね。

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