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毎日フォーラム・課長補佐時代

厚生労働省技術総括審議官 鈴木裕(56)

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すずき・やすひろ 1959年神奈川県生まれ。慶応義塾高卒。慶応大医卒。84年厚生省入省。医政局研究開発振興課長、老健局老人保健課長、保険局医療課長、防衛省衛生監などを経て昨年7月から現職。趣味はヨット
すずき・やすひろ 1959年神奈川県生まれ。慶応義塾高卒。慶応大医卒。84年厚生省入省。医政局研究開発振興課長、老健局老人保健課長、保険局医療課長、防衛省衛生監などを経て昨年7月から現職。趣味はヨット

国際的課題が目白押しだった

 私の課長補佐時代は、国際関係の課題が目白押しでした。米国留学から帰国して出向した環境庁(当時)では、1992年にブラジ・ルリオデジャネイロで開かれた国連環境開発サミット(UNCED)に日本代表団の一員として派遣されました。水俣病の経験や大気汚染の克服など、日本の体験を活用してもらうという触れ込みでしたが、NGOを含む各国の綱引きなど、国際会議の様子に圧倒されました。

 厚生省(当時)食品保健課では、GATT(現WTO)の動植物検疫協定や経済協力開発機構(OECD)のバイオ食品基準の策定に忙殺されました。ほぼ毎月、スイス・ジュネーブやパリに出張して「国際交渉」に翻弄されました。公電独特の書き方である「ご如才なきことながら」などに、軽いめまいを覚えるほどでした。国際課に移ってジュネーブに本部のあるWHO(世界保健機関)を所掌するようになると、海外出張は月2回に増え…

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