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漫画で解説

アフガニスタンってどんな国?の巻

大国に翻弄され ISやタリバンが影響力 今も続く戦争

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2015年10月、米オバマ政権は、米軍のアフガニスタン駐留を2017年以降も継続すると発表しました。 駐留軍の人員は一時、10万人にも上りましたが、オバマ大統領は就任当初、一部を除いて完全撤退させる方針を示していました。それが守られない、オバマ大統領の公約違反になりますね。
2001年に起きた米同時多発テロ。ウサマ・ビンラディン容疑者の国際テロ組織アルカイダが引き起こしました。アフガンの旧支配勢力タリバンはビンラディン容疑者をかくまい、米国の引き渡し要求を拒否。こうして、アフガン戦争が始まりました。 (米英軍の攻撃などで)タリバンは崩壊したかにみえましたが、再び勢力を盛り返しています。また、タリバンに加えてアフガン東部では過激派組織「イスラム国」(IS)が支配を強化しています。
そもそも「タリバン」とは、どんな組織なのでしょうか? オマル師を最高指導者に1994年に結成された組織で、群雄割拠だった当時のアフガンをパキスタンの後ろ盾で次々に制圧していきました。そして、タリバンはビンラディン容疑者は96年、「客人」として迎えます。 ただ、ビンラディン容疑者は米軍に殺害され、オマル師も13年に病死しました。それでもなお、アルカイダやタリバンの勢力はあまり衰えていないようです。 実は、過去に米国がタリバンを支援したこともありました。しかし、アフガンでは対米感情は良くありません。2015年10月には、国際NGO「国境なき医師団」の病院を米軍が誤爆する事件も起きました。こうしたことが起きると、対米感情は更に悪化しそうです。
そして…。軍が駐留する戦争が丸14年も続いているのです。 アフガンを巡っては、過去にも長い戦争がありました。19世紀には英露による争奪戦、1979年にはソ連が侵攻し、89年まで続きました。そして2001年の米英軍の攻撃です。 アフガニスタンは大国に翻弄されてきたのです。 89年に旧ソ連が撤退した後、タリバンが台頭してきたという歴史的事実があります。こうした過去をかんがみると、米国が責任ある撤退をしないとアフガニスタンは更に混乱するのかもしれません。

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