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漫画で解説

野球賭博はアカン!の巻

元巨人の3投手が関与 過去には大相撲や米大リーグでも

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プロ野球の日本シリーズは福岡ソフトバンクホークスが優勝して今シーズンを終えました。しかし、その一方で残念な出来事も起きてしまいました。 巨人の福田聡志投手が野球賭博に関与していたことが明らかになったのです。福田投手は2006年に巨人に入団し、今季は1軍登板はありませんでした。更に、笠原将生投手や松本竜也投手も賭博に関与していたことが発覚しました。笠原投手は09年に巨人に入団し、今季は20試合に登板。松本選手は12年に巨人に入団し、これまで1軍での登板はありません。 巨人は3選手との契約を解除しました。
野球賭博とは、野球の勝敗にお金を賭けることです。刑法の「単純賭博」や「常習賭博」罪に当たり、賭博を主催した胴元は「賭博場開張等図利罪」に問われます。どちらも刑事罰の対象で、一般人もやってはいけません。 また、プロ野球には「野球協約」があり、今回の場合は第180条(有害行為)に当たります。 笠原投手は、野球賭博常習者の大学院生の男性や飲食店経営の男性とつながり、2014年4~10月にプロ野球賭博、2014年4月~15年8月には高校野球賭博やバカラ賭博などを行ったとされています。2014年4月~15年8月にかけてはゴルフ賭博もあったようです。 笠原投手は大学院生の男性を福田投手に、飲食店経営の男性を松本投手に紹介しました。松本投手の賭博の仲介役も果たし、賭け金の精算の支払いを手伝っていたとされます。 福田投手は2015年8~9月にプロ野球賭博、2015年5~9月に高校野球賭博や米大リーグ賭博、バカラ賭博などを行ったとみられ、松本投手は2014年6~10月にプロ野球賭博を行ったとみられています。
過去にも野球賭博はありました。1969年の「黒い霧」事件です。 西鉄の投手が野球賭博に関係し、敗退行為(八百長)を行っていたことが発覚。これで6選手が永久失格となりました。 また、2010年には大相撲の力士らがプロ野球の試合で賭博をし、元大関を含む30人が書類送検されました。 更に、野球賭博は米大リーグでも起きています。大リーグ史上1位の通算4256安打を放ったビート・ローズ氏が1984年にレッズの選手兼監督に就任した際、自ら率いるチームの試合で野球賭博をしたとして、89年に永久追放処分を受けました。ローズ氏本人は否定していますが…。
スポーツで賭け事はナンセンスですね。特に、自身が所属する球団を対象に賭けていた場合、野球界を永久追放処分です。 野球が国民的なスポーツとなるまでには長い年月がかかりましたが、信頼を失うのは一瞬。プロ野球選手は子供たちの憧れでもあり、愚かな行為で子どもたちの夢を壊すことは許されません。

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