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不知火のほとりで

石牟礼道子の世界/35 路上

 <日曜カルチャー>

広大無辺の宝土を求め

 プラタナス、新聞紙……。秋になってから、石牟礼道子さん(88)からしばしば聞く。自主交渉を求める川本輝夫さんら水俣病患者とともに、1971年の暮れから翌年にかけて行われた、東京のチッソ本社前の座り込みの話である。道路の舗装をはがせば、大地の熱が背中を包んでくれるに違いない。新聞紙を敷いて寝た。プラタナスの葉っぱをかき寄せる。桐(きり)の葉がクッションがわりになった。

 「盾をもった機動隊に囲まれました。チッソ首脳陣に水銀を飲ませるという話まで出て、相手に飲ませるなら…

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