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漂う民〜同時進行ルポ

到着のアリさん「穏やかに暮らすチャンスを」(11月22日・ドイツ南部メスシュテッテン)

ドイツ南部メスシュテッテンの施設前で、アリさん一家と写る坂口裕彦記者=21日

 「安全なドイツに着いてほっとしています。一家で穏やかに暮らせるチャンスを与えてほしい」

 アフガニスタン人のアリ・バグリさん(30)一家は、ようやくたどり着いたドイツで難民申請をした。

 アリさんは5年前、旧支配勢力タリバンと政府軍との戦いが続くアフガンからイランへ逃れた。そこでタヘリー・カゼミさん(28)と結婚し、フェレシュテちゃん(4)が生まれた。

 アリさんは「イランから一家3人で帰国することを何度も考えた。でも、アフガンは危なくて現実には難しかった」と話す。

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坂口裕彦

1998年4月入社。山口、阪神支局を経て、2005年に政治部。首相官邸や自民、公明両党、外務、防衛、厚生労働省などを担当した。13年に外信部に移り、14年4月から現職。ウィーンを拠点に、中東欧や国際原子力機関(IAEA)などの動きをウォッチ。ウクライナ危機の現場も取材している。

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