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探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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【なるほドリ・ワイド】スイングバイ なぜ地球に接近?

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引力使い進路曲げ加速=回答・永山悦子

 なるほドリ 小惑星探査機はやぶさ2が、もうすぐ地球の近くに戻ってくるんだってね。もう地球に帰ってくるの?

 記者 いいえ。昨年12月の打ち上げ後、はやぶさ2は太陽の周りを1周してきました。そして、打ち上げからちょうど1年となる12月3日、地球と火星の間で太陽を回る小惑星リュウグウに向かう軌道へかじを切るため、地球に再び近づき、地球の引力を使って進路を曲げて加速するのです。この航行技術は「地球スイングバイ」と呼ばれ、燃料をほとんど使わないで、狙った軌道に探査機を乗せることができます。

 Q なんで軌道が曲がったり、加速できたりするの?

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【はやぶさ2】

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