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南 伸坊・評『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん・著

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おもしろくってタメになる

◆『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん・著(文藝春秋/税抜き1250円)

 おもしろくってタメになる。なあんて、まるで営業妨害をしているような陳腐な表現だと思われるかもしれませんが、この本は本当に「おもしろくってタメになる」本なんです。

 この本は「仕事術」の本として、実用的であるばかりでなく、深くものを考えさせる思想書でもある。と私は思います。しかも文章は読みやすく、おもしろく、バカバカしかったり、エロかったり、くだらなかったり、やらしかったり大サービス。

 私はみうらじゅんさんの本を、読めば読むほど尊敬してしまう。みうらさんは私より、いくつだったか、年下であり、私より一つ年下の糸井重里さんを尊敬していて、亡くなった渡辺和博(私はナベゾと呼んでいた。私より三つも年下だ)を、渡辺さんと呼び、ナベゾはアンタ、糸井さんはみうらと呼びつけにしてるのに、私はみうらさんをみうらとか、みうらクンとは呼べないです。

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