米乱射

マリク容疑者、進学後イスラム傾倒

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 【サンバーナディーノ(米カリフォルニア州)長野宏美】米サンバーナディーノで起きた銃乱射事件で、容疑者夫婦のうち妻のタシュフィーン・マリク容疑者(29)の変容に注目が集まっている。銃乱射の実行犯として女性がテロに加わるのは珍しく、事件解明の鍵を握るとみられる。

 かつては今風の女性だった−−。ロサンゼルス・タイムズ紙は、マリク容疑者の出身地、パキスタン東部パンジャブ州の親族の話を伝えた。マリク容疑者はサウジアラビアで育ったが、親族によると2007〜12年まで同州南部の大学で薬学を学んだ。進学の数年後から宗教の影響を強く受けるようになり、家族や地域の女性に良いイスラム教徒になるよう求めたという。親族は「夜になるとインターネットを通じてアラビア語で誰かと話していた」と明かした。

 AP通信もパキスタンのマリク容疑者宅の家政婦の話として、「当初はスカーフで頭を隠すだけだったが、結婚する前年になると、目と鼻以外は全て覆うようになった」と変化を伝えている。米国では顔全体を覆っていたため、夫のサイード・ファルーク容疑者(28)の兄弟も顔を見たことがなかったという。

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