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歌舞伎・演劇

この1年 世代交代の波、時代問う作品

 演技者としても舞踊家としても傑出した力量を持った坂東三津五郎の59歳という早すぎる死が歌舞伎界を揺るがせたのは2月。2012年に中村勘三郎、13年に市川團十郎が没し、俳優として円熟の域にあるはずの世代が手薄になった中で、目立ったのは大幹部を中心に据えた通し上演と花形世代による新作の初演である。

 古典作品の通し、ないし半通しでは、「菅原伝授手習鑑」(3月歌舞伎座)▽「新薄雪物語」(6月同)▽「競伊勢物語」「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」(9月同)▽「神霊矢口渡」(11月国立劇場)の舞台が充実していた。

 今年の新作は多彩であった。市川染五郎、中村勘九郎、中村七之助らが出演した歌舞伎NEXT「阿弖流為(あてるい)」(7月新橋演舞場)は02年に初演された現代劇の歌舞伎化であった。中村獅童、尾上松也らによる「あらしのよるに」(9月南座)は絵本が原作。市川猿之助らによるスーパー歌舞伎2「ワンピース」(10、11月新橋演舞場)は人気漫画が原作。それぞれに楽しめる舞台にしあがっていた。

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